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2011年03月 アーカイブ

大学教授の不思議な夢

アメリカのペンシルベニア大学のハーマン・V・ヒルプレスト教授は、夢の中で解読した古代バビロニアの碑文を手がかりに、古代史の謎を解き明かしたことで知られています。


それにしても当時の模様を再現すると、それはまさに奇跡的な事実だった窮です。


1893年のある日、ヒルプレストは夜遅くまで研究に没頭していました。


璃璃の2つの小さいかけらに描かれた模形文字を解読しようとしていたのです。


しかし、なかなか解読できないまま時間だけが過ぎていき、明け方近くになっていました。


ここでヒルプレストは羽毛 布団のなかで深い眠りにつき、あの「奇跡の夢」を見たのです。


「古代バビロニアの神殿にある宝物殿に導かれて、私は天井の低いある部屋に入った。


そこには木製の櫃があり、床に瑞璃や青金石のかけらが散らばっていた。


ここに案内してくれた神官が私に次のように告げた。


『クリガルズ王(前1300年ころ)は神殿にさまざまな珊璃や青金石の品々を奉納したが、その中には珊堰製の円筒印章も含まれていた・・・。」

大学教授の不思議な夢 2

「その後、王から神像に供える璃噛の耳飾りを作るよう、神官に命が下ったのだが、瑞噛の手持ちがない。


そこで、あの円筒印章を3つに切り、三つ耳輪を作ったのだが、それぞれには円筒印章に刻まれていた碑文の一部が残ったのだ。


一対の耳輪は神様の耳飾りになり、その2つのかけらがお前を惑わしているわけだ。


2つを合わせてみればわしの言葉に偽りがないことが確かめられよう。


しかし、3つめの輪は今後も見つかりはすまい』


・・・神官はこういって姿を消していった」


ヒルプレストは翌朝、夢の啓示に従い、あの璃璃のかけらをあらためて見ました。


すると、その円筒印章の碑文には「主神バールの息子ニヌルタ神へ、バール神の大神官クリガルズこれを捧ぐ」と刻まれていたのでした。


ヒルプレストはまもなくしてコンスタンチノープルの博物館に出向きました。


璃璃のかけらの現物がここに保存されていたからです。


博物館では、2つのかけらはまったく別々のものと考えられていたため、別々のケ支に収められていましたが、調べてみるとなんと2つのかけらがぴったり合わさったのでした。


タイムスリップするように夢の中で太古の史実に遭遇したわけですから、人間ワザではなく心霊ワザだと考えるほかなかったでしょう。


・・・不思議な夢の内容は、1896年に「心霊研究会報」に初めて発表されたといわれています。


こうした不思議な話はまだ布団 羽毛がなかった時代に数多く残されているのです。


夢の中で作曲したタルティーニ

18世紀イタリアの名バイオリン奏者で作曲家のジュゼッペ・タルティーニが、21歳のときのことです。


徹夜で作曲の仕事に取り組んでいたためか、ある日の夕刻突然すごい睡魔に襲われ、とりあえず寝床に横になったのですが・・・。


タルティーニはまもなく夢の中で不思議な体験をしたのです。


夢の中に悪魔が現われ、その悪魔に愛用しているバイオリンを手渡すと、今度は悪魔が絶妙なソナタを完璧な技法で奏でるというものでした。


夢の中でタルティーニは感嘆の声をあげ、その素晴らしい曲調と演奏に聞き入っていたといいます。


タルティーニはやがて、幻想と甘美と壮麗さに満ちた音の世界から目を覚まします。


そして、今度はみずからが愛用のバイオリンを手にして、あの悪魔の曲を奏でたといいます。


これがタルティーニの代表曲である『悪魔のトリル』の有名な誕生秘話です。


夢の中で聞こえてきた曲は、きっとタルティーニ本人が眠りながら作曲したものでしょう。


しかし、羽毛 ふとんで眠っていた間にみた夢というつかのまの出来事であり、断片的な記憶しか残っていなかったためかもしれません。


・・・タルティーニはこの曲のすべてを五線譜に再現することはできませんでした。

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